サークル活動もやっていたのですが、熱中していたのは委員会活動ですね。大学1年生のときには「大学祭実行委員会」をやって、4年生では「卒業アルバム製作委員会」に所属するなど、楽しみながら学生生活を送っていました。ただ、就活は氷河期まっただ中だったので、かなり苦労しました。
エリア採用社員として、地元の拠点で損害サービス、主に車両・対物などの物件事故で保険金支払いを担当していました。電話口で怒鳴られたり、理不尽なことを言われたり。社会の厳しさを思い知りました。特に2年目には、大きなミスをしてしまい、顔面蒼白になりました。泣きそうになりながら報告しに行ったら上司が「お前1人のミスくらいでこの会社は潰れないよ。次から頑張れ」と言ってくれて。後の処理も引き受けてくださったんです。それからは多少気楽になり、焦らず仕事に取り組めるようになりました。
正直、最初の1~2年くらいは「もうやめる」としょっちゅう言っていました。でも、3年は働かないと転職もできないと当時は言われていて……。仕事はキツかったですが、上司含め人間関係はとても良かったので、なんとか踏ん張れましたね。
「3年経てば1人前」と言われていたとおり、物件損害に関しては一通りひとりで処理できるようになりました。そうなると、違う種目の仕事にもチャレンジしてみたいと思うように。上司に相談すると「やってみろ!」と背中を押してもらいました。
入社当初は「3年耐えて転職しよう」くらいに思っていたのが、周囲の上司やシスターたちに恵まれて仕事を続けられ、「次は何にチャレンジしようかな」と思えるまでになれたのは本当によかったなと思います。
※シスター:新入社員の育成担当。
今度は、人身傷害保険という新たな種目に担当が変わりました。これは、自動車保険の中でも対応が一番難しい種目とされていて、規定が多いうえにチェックも厳しく、さらには保険金を受け取る契約者とのやりとりも多いのです。物件事故より解決に時間が掛かり、幅広い知識も必要とされるので大変な仕事でしたが、ここでも仲の良い同僚、尊敬できる上司と、メンバーに恵まれて楽しく仕事ができ、経験の浅いメンバーのサポートに回ることができるまでに成長しました。
物損も人損もどちらの知識も身についたこともあり、本社で新たな業務にチャレンジしてみたい思いが強くなりました。7年目に社内トレーニー制度を利用し、短時間ですが本社業務を体験できたことで、これまでの経験を活かせることも確認できました。そこで「ポストチャレンジ」制度を活用し、応募。相談した上司は心よく送り出してくれて、応募書類の添削までしてくれました。
私は飽きっぽい性格で、いろんなことにチャレンジしてみたかったので、一度くらいは東京で……と思っていました。当時の部署の皆さんには特にかわいがっていただいて、送別記念に色紙をもらいました。今でも、もちろん大事にもっています。
苦情など、お客さまから寄せられた声を分析し、業務改善につなげていく業務を担当しました。毎月1000件ほどの苦情を読み解き、損害サポート部門やその他の本社部門と協議を重ね、どう改善していくのかを考え、提案していきました。第一線の現場しか知らなかった私も本社での仕事を経験すると、会社の仕組みや、本社はどういうことを考えて第一線に指示を出しているのかを知ることができました。「会社は何年も先を見据えて動いているんだな」ということが分かったのは大きかったですね。
このまま本社部門の仕事をするのか、第一線に戻るのかを悩んだ時期もありました。東京での上司から「本社部門で得た経験を、第一線の人たちに伝えてほしい」といわれたことや、ポストチャレンジ制度のしくみ上、原則3年経過後はもとの職場に戻ることになっていた(※当時の制度)ので、地元に帰って頑張ろうと思いました。
本社での仕事も充実していましたが、東京での3年目にコロナが流行したことも大きく、地元に帰りたいという気持ちが強かったですね。
地元に戻り、人身傷害の保険金支払いを担当する部署でグループリーダーを担当しました。メンバーの相談業務、事案管理、苦情対応など初のマネジメントに苦労しましたが、自分なりにリーダーシップを発揮できるようになると解決率向上、不備率減少など成果も上げられました。
その後、自分自身もスキルアップしたいと考え、未経験だった「対人賠償」に挑戦。現在は対人賠償グループのリーダーとしてマネジメントを行いながら、案件も担当するプレイングマネージャーとして経験を積んでいます。立ち上がりは引き継ぎ案件をこなしながら対人賠償の対応や考え方を学び、今は両方に取り組めています。
最初のチームリーダー時代はメンバーの多くが年上。接し方に悩むことも。部下から「厳しく指導してくれて感謝しています」と言われ、救われました。
自分で振り返っても、飽きっぽくて、興味のあることにはどんどんチャレンジしてみるという性格が表れているな、と思いました。ある程度第一線での経験を積んだ上で、本社部門の仕事を経験できたことは、会社やビジネスへの理解を深める上でとてもいいタイミングだったなと思います。
遠い将来のことよりも、今はとにかく損害サービス部門での一管理者として、メンバーに信頼され、メンバーが働きやすい環境を実現するように努力するだけです。
働き方を支える制度
社内のすべての部支店・課支社公募先から公募先を選ぶことが可能
もっと見る その他の
キャリアパスはこちら