学生時代について

学生時代は数学を専攻、学業やサークル活動のほか、塾講師のアルバイトにも力を入れていました。大学1年から修士修了までの6年間、数学、理科、英語の授業を担当。ちなみに妻とは、このアルバイト先で同僚として出会いました。院生時代は応用数学を専攻。研究室の先輩にアクチュアリーがいたことからこの職種を知り、インターンに参加。仕事の面白さを知って入社を決めました。

キャリア1
2~5年目 営業企画部門でデータ分析担当
予想外の配属が、視野を広げてくれた

最初の部署は営業企画部門でした。データをもとに全社の売上予測を立てて計画を作ったり、営業拠点別の収支分析をしたりというのが主な業務です。周囲の先輩に助けていただきつつ、リアルタイムで動く数字を追いながら「どこで何が起きているのか」を読み解く仕事はとてもダイナミックでやりがいのあるものでした。一方で、営業現場からの問い合わせ対応も多く、専門用語が飛び交う中で仕事への理解を深めるのは大変でした。若手だからと言い訳できず、本社として回答を求められる立場でしたからね。苦労もありましたが、営業現場の思考を肌で理解できたことは、その後のキャリアにも大きく活かせていると思います。

ちなみに

入社して1年目は、アクチュアリーとしての勉強が中心でした。専門家としての基礎を身につけるためです。並行して、リスク管理の実務に少しだけ関わりました。最初の部署はアクチュアリーとして保険商品の開発や経理に携わるのかと思いきや、営業企画部門だったのでビックリしました。

アクチュアリーの勉強に使っていた教材

ターニングポイント1

2017年、アメリカ出張の機会を手に入れました。西海岸で、ロックチェーンやビッグデータなど当時最先端の技術に触れ、「こんな世界があるのか」と強い刺激を受けました。わずか1週間の出張でしたが「もっとこの分野に関わりたい」という思いが芽生えました。帰国後、上司に「アメリカに行きたいです」と伝え、それが叶って翌年9月からアメリカ駐在が決まりました。

ここだけの話

出張がきっかけなのは事実ですが、もうひとつ、妻がアメリカで働くことになったのも、アメリカ駐在を志望した大きな理由です。一緒に暮らしたいという思いにも背中を押されました。

キャリア2
6~9年目 データサイエンティスト(アメリカ駐在)
アメリカで、自分の世界が広がった

まだデータサイエンスという言葉が一般的ではなかった時代、武者修行のような形でアメリカへ行きました。最初の仕事は、経営層向けの「ダッシュボード」の構築。散在するデータを一から整理・統合し、経営指標として可視化するツールを作りました。最先端のデータサイエンスを学びながらの仕事で、言語面の苦労もありましたが、数学は世界共通言語でした。ホワイトボードに式を書けば話が通じる、その感覚は大きな支えになりました。
その後は、データサイエンスモデルを保険商品の設計に組み込み、アメリカ当局の認可を得るという業務にも携わりました。アクチュアリーとデータサイエンスの両方を理解する立場としての強みを磨けたと思います。
一方で、アメリカのコミュニケーション文化には戸惑いました。議論が完全に整理されないまま前に進むことも多いんです。そして、何事も「まずやってみよう」というスタイル。そのスピード感は、日本とかなり違いました。

ターニングポイント2

日本にデータサイエンスの専門部署が立ち上がったと聞き、帰国してこれまでの経験を活かして働きたいと思いました。社内でも前例のない仕事に取り組むことが多いという自覚はありましたし、最先端のアメリカで4年以上学んできたことを、もっと仕事に役立てたいと考えました。

ここだけの話

アメリカ駐在時代に2人の子どもが生まれ、夫婦で仕事と子育てを両立する日々を送るなか、日本で教育を受けさせたいとも考え始めていました。そして、妻が日本でのポストを得たこともあり、帰国を決断しました。

帰国時にもらった思い出のアルバム

キャリア3
10年目~ データサイエンティスト(チームリーダー)
持ち帰った武器で「日本社会」に挑む

帰国後は、当時立ち上がったばかりのデータサイエンス部門に配属されました。最初は、ビッグデータを扱うためのクラウド基盤を整備、運用する仕事からスタート。これも立ち上がったばかりでトラブルなどの苦労もありましたが、その経験を通じて安定運用につなげることができました。その後はクラウドシステムの活用推進やユーザー啓蒙へと軸足を移しました。
現在は、テレマティクスデータを活用した新規事業に取り組んでいます。自治体と連携し、データを渋滞分析や交通インフラ配置の最適化といった「街づくり」に活かす取り組みを進めています。
また、チームリーダーとしてマネジメントにも注力しています。それぞれ強みが異なる専門人材を束ねる難しさも感じていますが、これまでの経験を社会課題の解決につなげられる仕事に、とてもやりがいを感じています。

キャリアを振り返って

キャリアを振り返って

キャリアは「自ら動いて切り拓くもの」と思われがちですが、私の場合、与えられた環境の中で挑戦を続けてきた結果、自然と道が広がっていったという感覚があります。得意分野を軸としながらも、得たチャンスを活かす。すると、意外と向いているものが発見できることもあるでしょう。また、タイミングと「流れ」はとても大切。チャンスが来たら「とりあえずつかんでみる」というマインドは、キャリア形成の上でも大事だと思います。

これからの自分
専門性を束ねる立場

今後も、基本的には期待された役割をきちんと果たしながら経験を積み、将来的には、海外でデータサイエンスやアクチュアリーなどの専門部隊を率いる立場を目指したいと考えています。さらにその先に、会社のCTO(最高技術責任者)のようなポジションも視野に入れていきたいですね。もちろん、妻や4人の子どもとの時間を大切にしながら働き続けることも大前提ですね。

働き方を支える制度

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