学生時代は、バンドサークルで音楽をやったり、キックボクシングや空手をやったりと、わりと活動的でした。
一方で、実は当時、海外に行ったこともなく、TOEICも400点台でした。でも、海外経験のある友人の勧めで、休学して、半年間カナダに行ったことが転機になりました。留学というより「ちょっと飛び込んでみた」感じで、インターンのようなことをしたり、現地で語学学校立ち上げに関わったり。そこから海外に興味を持つようになりました。
その後、バックパッカーとして東南アジアとインドへそれぞれ1カ月ほど行き、そこでアジアに心底惚れ込み、「仕事でアジアに貢献したい」と思うようになりました。
グローバルに展開していて、海外で働くチャンスがあること。加えて、アジアに強い損害保険会社グループだという点が決め手でした。「アジアに貢献したい」という自分の思いと、会社の強み、方向性が合っていました。
アジア各国にはあふれるエネルギーがあって、これから成長も見込める。そんな場所で働くことが、当時からの目標でした。
アジア・太平洋地域の17カ国にあるグループ会社に対して、親会社の立場で関わる仕事です。具体的には、戦略づくりや経営の管理、グループ横断の協業推進(シナジー創出)などを担当しています。仕事の幅は広いですし、海外出張が入ることもあります。
朝
08:30
メールチェックなど
進捗状況の確認
09:00
海外拠点の月次業績レビュー
10:00
マレーシア現地法人との戦略会議
昼
12:00
昼食
13:00
フィリピン現地法人駐在員との
月例会議
14:00
海外当局対応
担当支店の申請書類作成
15:00
シナジー創出に向けた社内会議
夕
18:00
退社
アジア各国のメンバーと一緒に動き、成果を出せたときが一番やりがいです。私たちは本社の支援・管理部門ですが、グループの戦略や目標を「橋渡し」する立場でもあります。
各国それぞれに事情が異なるので、そこを調整しながら現地の成長につなげられるのが面白いところです。たとえば、ある国で天候リスクに備える新しい商品を開発して、現地で大きなインパクトにつながることもあります。仕事を通じて、現地の人たちに良い影響を与えられるのも魅力ですね。
「信頼関係をつくること」です。国をまたぐ仕事なので、関わる人々の国籍や文化的背景がそれぞれ違います。相手の国の文化や風習、組織の歴史を理解した上で、日々のコミュニケーションを丁寧に積み重ねる。信頼関係をつくったうえで、背景や目的意識を共有する、それが仕事の出発点だと考えています。
初めての海外駐在となったマレーシアでの経験が大きいですね。本社から来た、ということでそれなりの肩書きと責任を背負っていましたが、若かったこともあって「なめられている」と感じてしまって。
その結果、肩書きを振りかざして「上から」現地をコントロールしようとして失敗してしまったのです。そこからは、自分から現場に近づいて、一人ひとりと直接話すことを優先するようになりました。相手が何を考えているのかを理解するため、丁寧に対話しながらまず信頼関係をつくる。ここが一番大事だとわかりました。
座右の銘は「未知の我を知る」です。私も正直、20歳のころの自分からは想像もできない仕事をしています。良い意味で、未来ってわかりません。
「自分の知らない自分を見てみたい」という気持ちで、挑戦してみるのもいいでしょう。計画的に「偶発性」をつくってみるなどして、現在の延長線だけで人生を捉えないでください。想定もしなかったキャリアや可能性を広げてください。弊社は、その可能性を広げてくれる場所だと思います。

